私の衣食住 素のままnote
Posted by 白花豆 - 2011.01.20,Thu
ある本の文章。
何度も読んでしまった文章。
「人間は誰でも毎日親しくしている友達の影響を受けて、知らず知らずの内に
良くも悪くも変わるものです。
それで昔から朱に交われば赤くなると言って、
良い友達を選べ、という格言が世界中にありますが、
同じように毎日一所の物言わぬ友達も人に強く影響を与えますから、
私共は用心せねばなりません。
物言わぬ友達と言うのは、
毎日私共と一所にいる道具類のことです。
人間は誰でもみな丸裸で生まれてきますれども、
必ず多くの道具を使い、
それにたより守られて、長い一生を暮しています。
その道具が良いか悪いか、美しいか汚いかで人間の心掛けが
変わるのです。
たとえば、運動服を着けると勇む心が起り、
寝間着を着るとゆるんだ心になります。
見せかけの形も色も悪い道具類を毎日使っていると、
心まで粗末な人になってしまいます。
ですから形も色もよく、頼りになる健康で美しい道具を選びたいものです。
見せかけの無駄なもの、
着飾った怠けもの、
高くて威張っているような道具を捨て、
健康で無駄がなく威張らない美しさを備えてよく働く、
良い友達を皆さんに紹介したいと思って、
世界中の美しい工芸品を選んで列べました。」

この本のまえがきの中の文章なのです。
ぼんやりとカラダのどこかで感じていたけど
自分の言葉では上手く言い表せない事柄が明瞭に書かれてあり
思わず付箋を貼ってしまったのは言うまでもありません(笑)
本の中で、鉄瓶の紹介もあり。

ちょうど先日ブログにも書いたばかりだったので
うれしく読み入ってしまった。
この本を書かれた外村吉之介さんは倉敷民藝館を創設し館長だった方で
この本は子供達に向けて書かれた本だそう。
随分前の本で今はあまり流通してないのかな・・
わたしも図書館の書庫にあったものを借りて読んでるのです。
もうひとつ付箋を貼ったところも記しておこう!
「人間の道具は、暮らしに必要なものを作ることから初まりました。
ですから丈夫でもちがよく暮しのたよりになり、
健康な美しさを備えていて、
毎日使われるのでますます美しくなったのです。
用うものが美しい。
それを用即美と言います。
即はイコールです。
働く物即美しい。
そういうものと一所にいる毎日こそ美しい良い暮らしなのです。
働く物は毎日の暮らしを支え、励まして
私共の心にも体にも良い影響を与えてくれます。」
いろいろなモノを見ることが好きな私、
果たして本物という物言わぬ美しい友達をどれだけ選んでいるだろうか?
欲というフィルターが何枚も重なって透明度が落ちているのに
それすら気づかずモノを漁ってはいるのでは?
思い当たるふし、多々有り(涙)
まずはこの本をゆっくり読んで
いらない欲を一枚一枚溶かしたいと思いました。
何度も読んでしまった文章。
「人間は誰でも毎日親しくしている友達の影響を受けて、知らず知らずの内に
良くも悪くも変わるものです。
それで昔から朱に交われば赤くなると言って、
良い友達を選べ、という格言が世界中にありますが、
同じように毎日一所の物言わぬ友達も人に強く影響を与えますから、
私共は用心せねばなりません。
物言わぬ友達と言うのは、
毎日私共と一所にいる道具類のことです。
人間は誰でもみな丸裸で生まれてきますれども、
必ず多くの道具を使い、
それにたより守られて、長い一生を暮しています。
その道具が良いか悪いか、美しいか汚いかで人間の心掛けが
変わるのです。
たとえば、運動服を着けると勇む心が起り、
寝間着を着るとゆるんだ心になります。
見せかけの形も色も悪い道具類を毎日使っていると、
心まで粗末な人になってしまいます。
ですから形も色もよく、頼りになる健康で美しい道具を選びたいものです。
見せかけの無駄なもの、
着飾った怠けもの、
高くて威張っているような道具を捨て、
健康で無駄がなく威張らない美しさを備えてよく働く、
良い友達を皆さんに紹介したいと思って、
世界中の美しい工芸品を選んで列べました。」
この本のまえがきの中の文章なのです。
ぼんやりとカラダのどこかで感じていたけど
自分の言葉では上手く言い表せない事柄が明瞭に書かれてあり
思わず付箋を貼ってしまったのは言うまでもありません(笑)
本の中で、鉄瓶の紹介もあり。
ちょうど先日ブログにも書いたばかりだったので
うれしく読み入ってしまった。
この本を書かれた外村吉之介さんは倉敷民藝館を創設し館長だった方で
この本は子供達に向けて書かれた本だそう。
随分前の本で今はあまり流通してないのかな・・
わたしも図書館の書庫にあったものを借りて読んでるのです。
もうひとつ付箋を貼ったところも記しておこう!
「人間の道具は、暮らしに必要なものを作ることから初まりました。
ですから丈夫でもちがよく暮しのたよりになり、
健康な美しさを備えていて、
毎日使われるのでますます美しくなったのです。
用うものが美しい。
それを用即美と言います。
即はイコールです。
働く物即美しい。
そういうものと一所にいる毎日こそ美しい良い暮らしなのです。
働く物は毎日の暮らしを支え、励まして
私共の心にも体にも良い影響を与えてくれます。」
いろいろなモノを見ることが好きな私、
果たして本物という物言わぬ美しい友達をどれだけ選んでいるだろうか?
欲というフィルターが何枚も重なって透明度が落ちているのに
それすら気づかずモノを漁ってはいるのでは?
思い当たるふし、多々有り(涙)
まずはこの本をゆっくり読んで
いらない欲を一枚一枚溶かしたいと思いました。
PR
Posted by 白花豆 - 2011.01.18,Tue
日中でも氷点下という日々は、マンションと言えどもさすがに寒い。
そうなこともあってここ数日、ストーブのほか火鉢での暖もとっている。
まず、炭起こしでしっかりと備長炭が赤々となるまで火を入れて。
手あぶり火鉢に投入!!
五徳はすでにセットしてあるから、その上に鉄瓶をドーーン。

そのまま待つこと約15分。
初め鉄瓶の湯は「こぉぉーーっ」とささやくような音色、
その後ややあって、「しゅんしゅん」と勢いのある湯のたぎる音と共に
湯気がいい感じで上がってくる。
炭火の勢いも段々と落ち着いてきたときの鉄瓶の湯の沸く様子が
結構好きだったりする。
ぷ。
音は静かに「しんしんしん」って感じかなー。
ふたを開けるとこれまた静かにぽこぽこと小さな泡の音。

沸いたお湯でもちろんお茶も淹れるけど、
白湯でいただくのがまた美味しいの!
ガスで沸かした時よりどうも火鉢の上で沸かした湯のほうが
格段に美味しい。同じ鉄瓶なのにね。
炉の切ってあるような小さな座卓は随分前に買った古道具。
炭火で焼けたような跡もあり、火鉢を入れて使うものだとは思っていたけど
なかなか合うサイズの小さくて程よい高さの火鉢に出会うこともなく
あきらめていたら。
あった。
この座卓の生き別れ?と言ってもいいほどのドンピシャの火鉢が!!
縦横高さ20センチほどの小さな手あぶり火鉢。
あの時はうれしかったなー。

波立つ気分に翻弄されることも多い日常だけど
飾り気のない無骨なモノたちに
ちょっぴり贅沢な気分と静かな時間を
味わわせていただいている今日この頃であります。
そうなこともあってここ数日、ストーブのほか火鉢での暖もとっている。
まず、炭起こしでしっかりと備長炭が赤々となるまで火を入れて。
手あぶり火鉢に投入!!
五徳はすでにセットしてあるから、その上に鉄瓶をドーーン。
そのまま待つこと約15分。
初め鉄瓶の湯は「こぉぉーーっ」とささやくような音色、
その後ややあって、「しゅんしゅん」と勢いのある湯のたぎる音と共に
湯気がいい感じで上がってくる。
炭火の勢いも段々と落ち着いてきたときの鉄瓶の湯の沸く様子が
結構好きだったりする。
ぷ。
音は静かに「しんしんしん」って感じかなー。
ふたを開けるとこれまた静かにぽこぽこと小さな泡の音。
沸いたお湯でもちろんお茶も淹れるけど、
白湯でいただくのがまた美味しいの!
ガスで沸かした時よりどうも火鉢の上で沸かした湯のほうが
格段に美味しい。同じ鉄瓶なのにね。
炉の切ってあるような小さな座卓は随分前に買った古道具。
炭火で焼けたような跡もあり、火鉢を入れて使うものだとは思っていたけど
なかなか合うサイズの小さくて程よい高さの火鉢に出会うこともなく
あきらめていたら。
あった。
この座卓の生き別れ?と言ってもいいほどのドンピシャの火鉢が!!
縦横高さ20センチほどの小さな手あぶり火鉢。
あの時はうれしかったなー。
波立つ気分に翻弄されることも多い日常だけど
飾り気のない無骨なモノたちに
ちょっぴり贅沢な気分と静かな時間を
味わわせていただいている今日この頃であります。
Posted by 白花豆 - 2011.01.11,Tue
本日ブログをスタートします。
以前、別のところで綴っておりましたが
気持ちも新たに始めることにしました。
あらためまして、こんばんは。
白花豆と申します。
何で白花豆かって?
そりゃ~もちろん白花豆が好物だからですよー。
昨年の秋、家庭菜園で収穫した白花豆。
ほんのふた掬いていどのお豆でしたけど
一晩水に浸けてぷっくりと膨らんだお豆はほっくりした
食感で、美味しいのなんのって!
白花豆の話はこのくらいにしておいて。
私の素のままの日々の暮らしや
趣味で作っている気取らないジュエリーのことなどを
綴っていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
カレンダー
プロフィール
HN:
白花豆
年齢:
58
性別:
女性
誕生日:
1966/09/30
自己紹介:
北海道在住。
夫・息子とインコ一羽。
趣味は味のあるものを探すことと、
気取らないジュエリーを作ること。
夫・息子とインコ一羽。
趣味は味のあるものを探すことと、
気取らないジュエリーを作ること。
カテゴリー
最新記事
最新コメント
ブログ内検索
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
Powered by "Samurai Factory"